記憶喪失

2006年12月5日
になったかと思うくらい、今年の前半の記憶がまったくない。
あいまいに覚えているのは、春のにおいやぼんやりとしてかすんだ風景、断片的に、自分の行った場所の一部分、風が通っていったこと、そういうものがたまに頭をよぎる程度で何も思い出せない。

いったい私は何をしてたんでしょう?

ウーム。

腐ったジャム

2006年11月21日
を上司から渡される。

冗談で、特に意味はなかったのだろうけど、なぜか「腐ったジャム」というものが意味するところを考え出してしまい、悲しくなる。

痛んだ果物をなんとかおいしく食べようとして作られたのに、それすら腐ってしまったら、もう手の施しようがございません。
「大切なことは目には見えない」
この1週間のうちに、2人の人に言われた。

見えている部分の情報だけで、全てを知ったように思わないで、もっともっと深く知ろうとする心、それがとても大事だということ。どんなに口のうまい大人がたくさん寄ってきても、私を傷つけても、私を批判しても、私を苦しめても、私は自分のこころの目を曇らせないようにしなくてはいけない。

心の目の視力は低下させちゃいけない。

この世の中は嘘ばっかり!なのだから!

お好み焼きがムショウに食べたい。
電話っていやだ。
特にしゃべりたくない人との電話は最悪。

寝かせてよーと思う。

人が嫌いなんて、

2006年11月13日
実のところ、そうでもなかったんだ。きっと。
過剰な期待がわたしを毎日傷つけている。
やめてやめて、そんなこと思っていません。

期待しなければいいのだ。人に対して。
でも、こうだったらいいのに。
ああだったらいいのに。

人をいつも愛せればいいのに。

大好きでいられれば・・・!

手を大きく伸ばして、つかめそうなのにつかめないものが
たくさんたくさんあって、
だんだん遠くなっていく気がする。

みんなするっとつかむんだよ上手いんだよ。
どうやってやるの?
おしえておしえて。
その方法。

麻生も中川も

2006年11月11日
非核三原則を持たないで何を持つというのか。
なんであんなやくざみたいなひと(特に麻生ていう人は顔もやくざみたいや)が日本の政治でわーわーやってんのだろう。

はらたつ。かなしくなってくる。
人間はかなしい動物やと思う。

そうか

2006年11月7日
誰かとダニエルがかぶると思ったら、安部慎一だった。

ダニエルが歌う愛の歌の対象はいつもローリーだったように、安部慎一にとっても美代子は永遠のミューズ。

誰かをずっと自分の世界に閉じ込めて、その中で動き回らせることを、私は気味が悪いようなでも猛烈にうらやましくなるような気持がある。

彼らにとって、きっと彼女たちの存在こそが音楽や漫画だったりしたのだ。(彼女らがいなかったら、きっとギターを弾くことも、ペンをとることもなかったのだろうな)

と思ったりなんかしてさ。
悪魔とダニエルジョンストン
キリスト教が生活に沁みていない私たちには彼の苦悩や孤独
、恐怖なんてわからないのだろう。

でも、普段の生活で私たちが畏れているもの・恐れているもの、それが毎日自分を苦しめてきたら・・・と思うと気が狂いそうだ。
実際、ダニエルは躁鬱病となるまで苦しんだ。
その中で彼が生み出した「うた」が私たちの心にストレートとはいかなくても、何かしらの形で心に残ることは確かなこと。

躁鬱病・ドラッグ漬け、アーティストにはありがちな肩書き。
まるで赤頭巾ちゃんを食べた後みたいに、まあるいおなかの中には、たくさんの苦悩や、悲しみや、愛や、歌が今でも詰まっているのかな、と思った。
印象的な言葉とは、本当に脳みそにこびりついて消えないんだ。

ことある度に、こればっか思い出すん。

変なうわずったみたいな声だしてさ、
お風呂とかで、思い出したときにつぶやいてみる。

そう、あいに縁がないっというー
ひとーに限っていーつも
愛があふれるきーみいいのー
主人公はきーみだー


幸せな生活の裏ではひとりひざを抱えている人がいる。
その人の耳についた、ヘッドフォンからはきっと愛の歌が流れてんだ。
一人で愛の歌をくちずさんでんだ。
悲しいとき、涙も流さず、
体の中にたまった大きな海を一人漕いでんだ。
小舟はゆらゆらしながら進む。
水面にうつる自分をじっと見ている。

いろんなイメージがわいては消え、わいては消えていく。
夏の雲みたいに。

そういう言葉なんだ。

で、そういう言葉を思い出したからには、

もっとナチュラルに生きれるように、もっと大事なものを作れるように、もっと自然に人にやさしくできるように、

わたしは!

なりたいんだー!!!!

子供コミュニティー

2006年10月29日
に興味がある、といったとたん、夢がかなう。
今日は小学校に上がる前の男の子と一緒にみんなでスキヤキを囲むことに。

バランスボールで遊んで、スキヤキを食べて、ケーキも食べて、
ぎゃーぎゃーひとしきり騒いだ後、ちびまるこちゃんを観て「帰りたくない〜」と駄々をこねていた。

ママに連れられて、車に乗り込んだとき(後ろに乗せえたほうがええんちゃうか?とか思いながら)助手席に子供の乗る用のシートがあって、そこにきちんと自分で座っていた。
そして、窓をあけようとして、まだキーを差し込んでいないことに気づいて、「ちょっとまって」「ちょっとまって」と口パクで私に一生懸命伝えようとしていた。

エンジンがかかってすぐ、自分で窓を開けて、「またね!バイバイ!」と元気よく言うものだから、よしよし可愛いな、といったらうれしそうに笑っていて、車が走り出したら大きな声で「バイバイ」と言っていた。

こどもはこの大人たちをどう見ているのかな。
頭のいい子だったから、自分が「聞いちゃいけない話」を目を伏せて一生懸命ケーキを食べながら静かにしていたことが、とても印象的だった。

楽しい旅の思い出を

2006年10月29日
今日は全て写真にして、たのしくレイアウト。

妹の旅は3回目。ちびとのっぽの仲良し旅行。
好きなものも嫌いなものも一緒だからこそいっそにいけるのよさ。
しかし、行った先々で「ブックオフに行きたい」といっては、
あきれられしかられボラれ埋められ。

また行きたい。
灰色の町青森。
やさしい天使おじさんの住むところ。
かわいい美術館のあるところ。
やたら皆川さん、工藤さんという苗字があるところ。
ほたてラーメンがおいしいところ。

今日はお絵か教室で、自分って本当に絵が下手なんだ。。。とがっかりする。
先生は目がぴくぴくする。ビートたけしみたいや。

子供と一緒に絵をかきたいなぁ。ホットケーキの絵とか、描いて休み時間は一緒に遊ぶ。
今一番の興味は子供コミュニティー。

こどもと触れ合いたい。どういうことを考えているのか、非常な興味を持っている。通ってきた道なのにほとんど覚えていない。
わたしは大人になってしまったということなのな。

Syn chroni city

2006年10月27日
同じことを同じタイミングでする人がいる驚きと恐怖!

しかも離れているのに。わーーーーー!

こわいっていうかなんていうか、びっくりする。

レニングラードカウボーイズをまた観る。
アキ・カウリスマキの人間の描き方はほんとうにキュートだと思う。
足をぶらぶらさせて、お気に入りのバンドの演奏をビールを飲みながら聴いている。それだけのほんの数秒の映像に、私は胸がぎゅうぎゅうに詰まって涙が出そうになるのだ。

お気に入り

2006年10月26日
自分が好きなアイテムを傍におく。

と、人生は楽しくなる。

わたしの今お気に入りのアイテムは、
AYURAのリップクリームとハートの手鏡、とりさんの髪ゴムに、リボンのついたもうひとつの髪ゴム、落書きだらけのカレンダーに、りんごの形のマウスパッド。
ともだちからもらった外国のボールペンに、革製の名刺いれとペンケース、Ilcoのアンティークの鍵。
ビートルズのマグカップ。変な絵のDM。

そういうものがあればわたしはご機嫌なのさね。

サプライズ

2006年10月23日
今日はテンションが激落ちだと思っていたら、
サプライジンなことにミ○チャンのDM印刷の依頼があった。

びっくりした。

でも、がんばっているんだなと思ったらがんばらないと、と思った。

今の自分に新しい何かを、と思って行動を起こしてみる。
どう変わるのかわからないけど、とにかくがんばってみる。

わたしはまだまだ変われる。

いろんな種を自分の中に蒔いておこうと思った。

badly!

2006年10月20日
Badly drawn boyが新しくアルバムを出したみたい。
彼の土臭い、きれいじゃない声がたまらなく好き。
なのに、きらきらしている音楽がだいすき。

今度はどんな物語なんだろと思う。
彼の音楽は、ちょっと怖い絵本みたいな感じなんよ。

人だったんだ!

2006年10月18日
今日はお弁当を忘れてしまい、あちゃーと思って近くのコンビニにご飯を買いに行った。
帰るときに、入ろうとしている人がドアを開けてくれ、私が通るまで待っていてくれたので、親切な人だなーと思って、「すいません」と言って、車に乗り込もうとした瞬間「あのう」と言われた。さっきドアを持っててくれた人だ、と思って「はい・・・?」と言ったら

「ぼくのこと覚えてますか?」と聞かれた。
「?」
誰だろう知らない人だと思うけど、人違いかな?
でも、どこかで・・・?
と思ったら
「いつもガソリン入れにきてくれてた人ですよね」
と言われて「!!」
そう、確かにわたしは諏訪インターの近くのGSに一番よく行ていて、そこで一回エンストをしてしまったこともあった。そのとき一番近くにいた人に「助けてください〜▼」と頼んだことがあって、そのとき助けてくれた人だった。

「シトロエンでいつも反対側の入り口から入ってくるから目立ちますよ」と言っていたけど、よくもまぁ覚えてくれてたなぁと思ってびっくりした。
今は事情があり、ガソリンスタンドは辞めちゃったらしい。

なんか、不思議だった。
この場所で、わたしを人間みたいに見てくれる人がいるんだと思って。誰もわたしのこと見えないのかと思っていた。
幽霊みたいに。
「ではまた」と言って別れた帰り道、少し元気が出た。
わたしは人間だー!と思って万歳したい気分だった。

今日は「青春の光と影」ハーパース・ビザール。

いきなりの

2006年10月17日
夏に「会おう」といったまま、ぷっつり連絡が途絶えてしまった人からメールがきていてびっくりした。

電話もつながらなくてメールも返ってこなくて、
心配を通り越して
もう忘れかけていたのでびっくりした。

おどろくことは突然やってくる。

なんかいやな予感もする。

こわい。

当たり前のこと

2006年10月15日
きちんと3食食べること、体を動かすこと、よく眠ること。

この3つができていないと人はだめになる。

頭が痛く、とうとう風邪をひく。
「静か」が耳に痛いほどうるさい。

青い森

2006年10月11日
とても素敵で寒かった青森。
雨で本当に一日中ブルーだった。

かさがばいばいといって飛んでいった。
泣けた。
ちょっと前(それは半年ほど)まで、公共交通機関を使った上で移動に必要なものは、miumiuのめがね、帽子、タオル(寝てて涎を防止するため)、そしてMDウォークマンと沢山のディスク!
でしたの。
帽子、タオルはその都度変えていますが、めがねとウォークマンは本当に酷使もいいとこで。
2代目のウォークマンなんて、使いすぎて電池を止めてあったガムテープが燃えましたからね!
いつでもどこでも音楽がないと生きていけないわわたし。
なんていっぱしの音楽好きみたいな振りしてた訳で。
でも、最近はそういうのやめた。

移動中、基本的に私は自分が運転しない限り、絶対に寝てしまって、音楽なんてどっちかってとあんまり聴いてなかったりするのかも、と思うわけ。
聴いてても本当に数十分くらいだったり。
何度も何度もリピートしていくうちに、その音楽のよさとかが麻痺して分からなくなってくる。
イヤホンを外すと寂しいのは、音楽が消えて寂しいんじゃない、
自分が外の音を聞くのを嫌がってたんだな、と思いましたの。

で、ある日やめたのです。片道3時間くらいかかる移動だったけど、音楽は置いてきた。その代わり本を持った。

大抵そういうときに読みたい本ってものすごく分厚くて、重くて邪魔な本なんだけど、どうしても読みたいからかばんに無理やり入れてくる。

音楽は受身でずっと語りかけてくれるやさしい友達だけど、本は自分が読み進めない限り勝手に進んでいったりしない。
自分が文字を追わなくなると、pauseのままそこでとどまっていてくれる。
そして、また自分が字を追う毎に動き出してくる。

そういう世界があることをまた久しぶりに思い出して、私は嬉しくなって本っていいな、と思っている。

今読んでいる本は、G・ガルシア・マルケスの「100年の孤独」。
これが曲者で、主人公の子供は主人公と同じ名前で、孫も同じ名前で、弟も同じ名前で、彼が結婚した女の人から生まれた娘は彼のお母さんと同じ名前で、というものすごくわかりにくい話で、
「あれ?アウレリャノって誰だっけ」「メルキアデスは死んだんじゃないの?」「ジプシーに連れ去られたのは?」ともう人物を理解するだけで一杯一杯で、うんうん唸りながら読んでいるので、まだ半分しか読めていない。
これからどんだけアルカディオやブレンディアが出てくるんやろう、と思うと気が遠いけど、私はこのマコンドという村のあれこれに今夢中なのだ。

1 2 3 4 5 6 7 8 >

 
ram

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索