すごい！暮らしの手帖　11号

最初のページが凄くスマートなので見て欲しいなー。
難しい言葉なんて全然使ってないけど、とっても大切なことが書かれています。可愛い旗つき。そして、文章が上手いんだよ。
やっぱりね、こうじゃないと。やたらカタカナ、漢字使えばいいってもんじゃない。大切なことは、シンプルな言葉でこんなにも伝わるっていうことを実感しました。勉強になる。
で、この冒頭ページに感激したので、あとのページもちょと繰ってみたんだけど、いいね。とっても。

でね、もう一つ紹介したいページがあってさ、
大切なものはっていうコーナーの?、写真家・東松照明（とうまつしょうめい）というカメラマンの写真です。一枚すごいのある。
p153、「爆風により崩壊した浦上天主堂の天使像 」
（1961「〈11：02〉NAGASAKI」）
ていうやつ。
みたら判ると思うけど、すっごい怖いよ。
首だけになった天使が空を見ててね、影で目が真っ暗に見えるんだけど、皆凄く悲しそうなんだよ。天使なのに全然笑ってなくて。
この時に死んでいった人たちは、皆この天使像なんじゃないかな、て思った。こないだ観た華氏911のイラクの人たちと重なったよ。

この雑誌をこんなじっくり読むのは初めてだったけど、こんないい雑誌があることに感謝したいです。
そして、p23の「お化けメイク作戦」面白すぎです。
やりたいなーお化けメイク。