小さくて細い糸が

2006年8月8日
一本、ちいさく「プツン」というかすかな音を立てて
切れた

表現できないほどの大きな時間の中で、
それはそれは小さな、
ひとつのとてもシンプルな人生が消えた。

わたしの中に流れているものは、
その人の中にも流れていて、
それはとても不思議なことだと思う。
同じ何かを共有していた。

もうあえないんだね。
一緒においしい日本酒も飲めない。

今までわたしをかわいがってくれてありがとう。

おやすみなさい。

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ram

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